入社して何年か経ち部下も出来ると、最初は自分が言われていたようなことを
自分が言うようになっていることに気づくと感慨深いものがありますよね。
でも、、はじめは可愛いものだなと思って見ていた部下後輩も、「さすがに私もここまでひどくはなかったなぁ」と毎回同じことを言っている自分に気づいて心配になったり。
今回はそんな部下とうまく付き合っていく改善方法を解説します!
部下がちっとも変わらない原因を探ろう
出来ない部下にも理由はそれぞれあると思いますが、ケースによってこちらがどう出ればよいか対策方法は様々です。まずは部下がどんな状態なのか、見極めることが大事。
- 実は仕事量が多すぎて忙殺されている
- 責任感がない。
- あなた(上司)と友達感覚で接している
- 上記どちらでもなく、良く仕事を忘れる。
ではひとつつ対処法を見ていきましょう
実は仕事量が多すぎて忙殺されている
こういった場合は、いくら部下の能力が高くてもメモを取る暇すらないくらい次から次へと指示や仕事が回ってきていては対応することは不可能です。いい仕事をするためには、ある程度の余裕があるタスク環境をあた手上げる必要があります。
もし部下に改善できないこことがあれば、あなたも力になってあげてください。
責任感がない
人間として、根本的な責任感がない場合は難しいのですが責任感の源は知識と創造力です。
自分がミスや出来なかったことに対して、部署や同僚やチーム、しいては、会社やクライアント、顧客にどういった迷惑がかかるのか等、まだ理解できていないのかもしれません。こういった場合には、しっかりと時間を設けて仕事に対する意識を普段から植え付けてあげるとよいでしょう。
あなた(上司)と友達感覚で接している
社会に出てきて、会社の新人研修や空気がゆるい組織の場合、まだ感覚が学生ノリで仕事に対する責任感がない可能性があります。
同じことを何度も言わせるというのは、特に上司や先輩であるあなたの指示や言葉自体を軽く考えている可能性が高いです。こういう場合は、少し後輩との接し方を替えて業務上の距離をしっかりと取る必要があるでしょう。
上記どちらでもなく、良く仕事を忘れる。
一番多いのはこちらのケースではないでしょうか。
この場合は、単純にまだ社会人としての、メモの取り方や、仕事を忘れないという基本スキルが身についていない場合がほとんど。
そのため、仕事術を教えていけばいいということになります。
部下とこんな接し方をしてみよう
部下や後輩に対して「能力」を叱ってはダメ
物忘れが多く、仕事漏れが良くある部下に対して
なんで何度言っても出来ないの??と人間性や根本的な能力を責めてはいけません。
一つ一つ状況も違うの指示に対してのことをどうして忘れてしまったの??と
怒っていても埒があきません。能力を問われても部下もどうしていいかがわからないのです。関係値が悪くなるばかりでなく、モチベーションも下がってしまい
さらに悪循環になってしまいます。
部下とあなたで一つの単純な約束をする。
まずここから大事なことは、叱ったり、注意する際にはあくまで部下の立場で見て
部下の成長を一緒になって改善して成長を見守ってあげるというスタンスでいなくては
あなたの話を聞いてくれないでしょう。
「忘れさえなければ後輩ちゃんは、きっとすごく仕事出来るようになると私思うよ!」と
まずは部下や後輩と同じ方向を見て言っているんだよということを伝えてあげましょう。
では次に具体的に部下とどのように接していけばいいのか
基本的に、仕事の難易度が高く失敗やできないことではなく
単純なミスや物忘れが多い場合まずは、メモを取ること1点のみに関してのみ叱ることにします。
一度部下と接するときに、今後この一点だけは忘れずに行うことをあなたと約束をしてもらうのです。
また、失敗をしていなくても、このメモを取るという1点おいては
細かいことでも、メモを取っていなければ指摘するよう常々注意するようにします。
もし、この中で部下が忘れ等でミスをした際は
仕事の失敗ではなく、メモを取るというあなたとの単純な約束を守らなかった1点についてのみ叱ることになります。
そのごく単純で簡単な1点だけを何度も言われることで部下はそこだけは出来るようになってくるでしょう。メモを取る習慣がしっかりと身についてくればもの忘れによる失敗はこの方法で改善することができます。
要点をまとめると
- 部下が物忘れをする原因を見極めてみよう
∟実は仕事量が多すぎて忙殺されている
∟責任感がない。
∟あなた(上司)と友達感覚で接している
∟上記どちらでもなく、良く仕事を忘れる。 - 部下と一緒に問題を解決するんだよというスタンスを見せる
能力は叱ってはいけない - 1つの約束をしてそれだけを徹底して守らせる