近頃、少しずつ寒さが増してきてますね。それと同時に肌荒れも気になってくる季節ではないでしょうか?!今回は、そんな寒い季節ならではの「冷え」と「お肌」のメカニズムについて紹介していきましょう。
季節によって異なる「肌荒れの原因」とは?
心地がよかった秋もすぐに過ぎ去り、冬の到来を感じることが増えましたね。この季節は「お肌の乾燥」が最も気になる時期。「気が抜けない」季節がやってきました。夏の強敵の紫外線を乗り越えたと思ったら、次は休む間もなく乾燥の季節。スキンケアを休む暇はありません。
そんなお肌の乾燥や肌あれの原因をご存知ですか?「紫外線」や「乾燥」に加えて、「食生活」や「睡眠不足」などいろいろな原因がある中、これからの時期は「冷え」も原因の一つとして挙げられます。今回は、「冷え」と「肌荒れ」は一体どんな「関係」あるのか、美肌をキープするための「秘訣」もお教えします。
「冷え」と「肌荒れ」にはどんな繋がりが?!
女性で冷え性で悩まれている人はたくさんいるのではないでしょうか?もちろん、男性で冷えを感じている人もいます。
冷え性とは、主に手足など体の末端が冷えてしまう症状です。なぜそのような冷え方をするかというと、自律神経の働きで体の中心に血液が集中し、手足まで血液が流れにくくなってしまうからです。
血液は栄養と酸素を体中に運ぶ仕事をしています。そのため、体の中心に血液が集まってしまう冷え性は、血液が末端の手足までは十分に行き渡らないのです。そうなると、十分な栄養や酸素が不足し、その部分の細胞が稼働しにくくなってしまいます。さらに血液が十分に行き渡らないことにより、お肌の生まれ変わりのサイクルにも影響を及ぼします。そうなると「肌荒れ」や「くすみ」が進行してしまいます。
いかがでしょうか?冷えが肌荒れを引き起こすメカニズムが理解できたと思います。次はそんな冷えの改善方法をお伝えします。
どうすれば改善する?!すぐに出来る5つの方法
冷えが与えるお肌への影響はご理解いただけたかと思います。次は冷えを改善する方法を紹介していきましょう。
冷え性のタイプは一つではなく、たくさんのタイプと原因があります。冷えが「下半身のみに集中したり」「手足のみに集中したり」この原因は「運動不足」「ストレス」「自律神経の乱れ」「冷房」などが考えられます。
原因は様々ですが、中でも対策としての効果が大きいものを挙げていきましょう。
①運動
社会人になると運動をする頻度が下がってしまう人もたくさんいるかと思います。日頃から適度な運動は習慣化しておきたいですね。
運動は一日30分以上、週2~3回が理想です。どうしても時間が取れないときは、休日のみ意識すれば問題ありません。始めやすいものとしては、ジョギングや30分のウォーキングやストレッチ、ジムに通ったりするのも効果的です。さらに、スクワットで太もものな筋肉を鍛えると、体温が上昇し血行も良くなります。
②入浴
最も大切かもしれないのが入浴です。浴槽にお湯をためずにシャワーだけの人もいるかもしれませんが、毎日お湯をためましょう。
ぬるめのお湯(37度〜40度)で15分以上浸かると効果的です。長湯が苦手で湯船に浸からないという人は、半身浴や足湯であれば気軽に始めることが出来ておすすめです。
お風呂に入ると簡単に美と健康をサポートしてくれるので、気軽に取り組め、尚且つ
効果も期待出来るのでおすすめです。さらに、入浴で体を温めることで睡眠の質を高める効果もあります。但し、長時間の入浴はのぼせてしまう可能性もあるのでご注意ください。
③ストレス発散
ストレスが体に与える影響は良くないものだと言われていますが、それは冷え対しても言えることです。加えて、ストレスは血管を収縮させます。
そのため、なるべくストレスフリーで心を休ませてあげるようにしましょう。また、玄米やトマトにはストレスを緩和するためのGABAが含まれていておすすめです。
④食事
食事でお肌の状態は大きく変わります。バランスのよい食事はもちろんのこと、身体を温める食事も欠かせません。
身体を温める効果のある食材として、ショウガ、魚介類、肉類などが挙げられます。逆に、身体を冷やしてしまう食材の摂りすぎには注意です。そして、食事の最中は良く噛み、腹八分目を目安にしましょう。
ショウガは体を温める効果が高いことで知られています、「ショウガ茶」や「生姜湯」はおすすめです。
⑤禁煙
タバコは気管支のみに害を与えるのではなく、血管を収縮させてしまい、たくさんの病気を引き起こしてしまいます。と、言われても「そう簡単にやめることは難しい!」そんな方はいませんか?喫煙中の人は、せめて節煙だけでもいいので、控えてみてはいかがですか?
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は「冷え」と「肌荒れ」の「関係」と「対策法」が理解できたと思います。これからどんどん寒くなっていく時期だと思いますが、寒さに負けずコツコツ美肌対策していきましょう!